皮膚科 アレルギー科 小児皮膚科 美容皮膚科

ハイドロキノン

ハイドロキノンとは…

メラニン合成酵素であるチロシナーゼの阻害剤であり、

さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。

すなわち、しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。

当院では、ご自宅でお使いいただける外用薬としてハイドロキノンをお渡ししています。

当院のハイドロキノンは医療機関のみで処方できる医薬品で、化粧品の何倍もの有効成分を含んでいます

トレチノインクリームと併用していただくとより効果的です。

トレチノインクリームですでに作られているメラニンの排出を促進し、

ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑制することができます。

 

★ハイドロキノンの効果

メラニンを合成する酵素(チロシナーゼ)を弱らせるため、今あるシミを薄くします。
メラノサイトの働きを抑えて、メラニンの数を少なくするので、シミの予防効果があります。

★治療効果と治療経過

効果には個人差がありますが、大体2,3ヵ月~半年くらいで効果を実感される方が多いです。

使い始めて2~3週間後に一度来院していただき、肌の状態を診させていただいております。

学会においても、とくに休薬は必要なく長期間の塗布を行っても体への悪影響はないと発表されています。

臨床効果は可逆性ですので、中止すれば元に戻ります。

効果があり副作用がないときには長期間継続していただいても問題ありませんが、

まれに外用部が白斑になることがあります。医師と相談しながら治療期間を決めていきましょう。

★ハイドロキノンの注意点

1.強い効果を持った薬ですので、使用量を誤ると人によってはかぶれたり、刺激があります。
赤みや刺激が強い場合は使用を中止し、医師に相談してください。

2.まずは手首などでパッチテストをおこなってください。

3.強い紫外線を浴びると、シミが濃くなる場合があります。
短時間でも日中外出の際は、SPF20以上の日焼け止めを使用してください。

4.妊娠中や妊娠の可能性がある方、授乳中の方、妊娠予定の方は外用できません。
ハイドロキノンは、自己判断で使用せず、必ず医師の指導に従ってご使用ください。

★ハイドロキノンの使い方

1. クレンジング剤でメイクを落とし、刺激の少ない洗顔料(石鹸や洗顔フォームなど)
を良く泡立てて優しくなでるように洗います。
ごしごしこすらないようにぬるま湯をかけてすすいでください。

2. 洗顔後、ビタミンCローション・化粧水を顔全体に塗布し、しっかり保湿してください。

3. シミの気になる部分に、広めにハイドロキノンクリームを指で重ね塗りしてください。
塗る部分は顔全体ではありません。

4.残りの部分に美容液・乳液・クリームを塗布してください。

5.ハイドロキノンは必ず1日2回(朝・夜)使ってください。

6.朝は、日焼け止めクリームを顔全体に塗布し、メイクをしてください。

保管方法
冷蔵庫で保管してください。

☆ハイドロキノンクリーム院内製剤の料金

(税抜)

初診料 3,000円
再診料 1,000円

・4%ハイドロキノンクリーム5g  2,700円

・ハイドロキノン4%コンシーラー2.7g 3,500円

・ブライセル(SRP)〜変わるスキンキュア〜 Hクリーム5.5g 2500円 30g 11000円

休診日 木曜・第2,4土曜・日曜・祝日 TEL 03-6479-4498 診療時間:9:00~13:00 15:00~17:00 土曜9:00~13:00まで
お電話は診療時間内にお願いいたします

PAGETOP
Copyright © 世田谷区 下馬 下馬皮膚科クリニック All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.